古瀬
2002年にエフエックス・オンライン・ジャパン(株)を設立されましたね。なぜ会社を設立するときに母国のイギリスではなく、日本を選んだのですか。
ガウ
私は27歳の時に、当時勤めていた金融ブローカー会社の辞令で日本に来ました。その後、会社を退職して、私はイギリスのFXシステムを利用して個人でFX取引をしていました。ある日、友人のトニーが(元エフエックス・オンライン・ジャパン(株)取締役 アントニー・マーティン・コリック氏)「日本のFXは欧米のFXとずいぶんサービスに差があるね」と言ったのです。当時、確かに日本のFX企業は手数料、スプレッド、システム技術の点で、欧米のサービスと比較して満足できるレベルにはありませんでした。だから、日本でFXの会社を立ち上げるチャンスだと思ったのです。さらに当時、日本のFXは電話取引が主流でしたが、インターネットを使ったオンライン取引なら「信頼性」と「透明性」も確保できると考えました。
古瀬
なるほど。オンライン取引に注目した点がすばらしいですね。しかも、FX業界ではじめて「手数料無料」を導入されました。
ガウ
「手数料無料」を導入するかどうかの判断は本当にギャンブルでした。導入するべきか、やめるべきか。何度もトニーと相談や喧嘩をしました。でも、「FXOnline」のシステムは優秀で、運用コストを大幅に抑えることが可能だったので、思い切って「手数料無料」を導入したのです。導入当初は「なぜ手数料を無料にできるんだ」と怪しんだ方からの問い合わせもありましたが、やがて口コミで情報が広がって、「FXOnline」は業界の中でも急成長をすることができました。
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