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■日本からの行き方
日本から上海への空路は、ANAで成田空港、関西空港発ともに約3時間5分。成田からは午前、午後、夕方と一日3便の直行便があり、関西空港からは午前、午後便が曜日によって2〜3便。帰路は風向きの関係で20〜30分ほど早まる。上海浦東国際空港から市内中心部までは約1時間。
■ビザ
商用、観光、親族訪問、トランジット目的で入国する日本国籍者のビザは、15日以内の滞在の場合は、不要。
■通貨
中国の通貨は「元」(ユェン)、「角」(ジャオ)、分(フェン)の3種類の単位がある。1元=10角=100分。1元=約13円(2004年6月末現在)。最高額紙幣は、100元札で「元」は、実際の紙幣上には「圓」と印刷されている。買い物など日常生活の場では、「元」「角」を、それぞれ「元」=「塊」(クァイ)、「角」=「毛」(マオ)と別の言い方をする人も多い。日本円から中国の通貨への両替は、空港、および市内の中国銀行、3ツ星クラス以上のホテルで。ただし、ホテルでの両替は、宿泊客に限られることが多い。中国の通貨は持ち出し禁止なので、帰国時は、日本円に再両替を。最両替時には、滞在中の両替のレシートが必要なので、保存しておくこと。滞在中のトータル両替額の半分までしかできないので、なるべく中国の通貨を残さないよう小額ずつの両替がおすすめ。
■チップ
中国には、チップの習慣がなく、基本的には不要。
■時差
中国が1時間遅れで、例えば日本が正午なら中国は午前11時。
■気候と服装
上海の夏の平均気温は、7月が29度、8月が28度前後。時には35度を超える猛暑になることもある。雨が多いので、雨具を用意しておくと便利。また建物のなかは冷房が効きすぎていることがあるので、薄手の上着を持っていくとよい。5〜6月、9〜10月は平均気温20度前後で旅行のベストシーズン。冬は一番寒い2月の平均気温は4度前後。防寒対策は十分に。日本に比べ、空気がほこりっぽいので、ノドや肌が敏感な人は、リップクリーム、うがい薬、乳液、のど飴などがあると安心。
■言語
広い中国では、「普通語」と呼ばれる共通語が話されているほか、各地で方言が話されている。日本の中国語の学校などで習うのは「普通語」で、上海の人々が日常で話している「上海語」とはまったく違う。ただし、上海人も一部の年配の人以外は「普通語」を理解する。ホテルや高級レストランなど、外国人との接触が多い場所のスタッフは英語ができることが多い。
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上海の人口が急増した1920〜30年代、街に多く建てられた上海式集合住宅「里弄」の一つ。 |
旧フランス租界を再生させた大プロジェクト「新天地」は、上海の新しい観光スポットとしてにぎわう。 |
20世紀初頭のオールド建築を利用したホテルが多いのも、上海の魅力。花園飯店はその代表。 |

花園飯店3FのANAハローツアーデスク。8:00〜10:00、15:00〜18:00。無休。オプショナルツアー18コースなどの手配も行う。 |
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