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トヨタ プリウス
ホンダ インサイト
メルセデスベンツ E320CDI
ホンダ
ディーゼルと激しく覇権を争うハイブリッド
1997年、日本のトヨタが「プリウス」で初めて市販化を果たしたのがハイブリッド・カーだ。ガソリン・エンジンにモーターを組み合わせアシストすることで、燃料消費や排出ガスを抑えて環境負荷を軽くする…というのが発想の源。
プリウスの登場後、ホンダはすかさず「インサイト」で対抗。現在ではトヨタ、ホンダの両社で様々なハイブリッド・カーを用意している。

エンジンとモーターを協調制御する技術は難しいが、この点でトヨタやホンダは日本の強みであるハイテクを最大限に活用した。結果、ハイブリッド・カーにおいて日本メーカーは一躍世界をリードする立場に。
そしてハイブリッドは日本市場ですっかりお馴染みの存在となった。また最近は原油高によりアメリカでのガソリン高騰という事態を受け、彼の地でも本格需要に火がついた。

将来的にはガソリンを全く使わない燃料電池車などが主役になると考えられるが、技術やコストの面で課題が多く、誰もが買える市販車としては先の話。そんな状況ゆえ現在の過渡期ではハイブリッドが有効…というのがトヨタやホンダの判断だ。

欧米メーカーはこれに対し当初は反旗を翻したが、自動車の最大市場アメリカにおける昨今の事情から、ハイブリッドを無視できない状況となった。
それを受け最近のモーターショーでは、世界中のメーカーがハイブリッド・カーを出展。大きなニュースとしてはVWがアウディ/ポルシェとともにハイブリッドを共同開発することを発表。またメルセデス・ベンツはGMと共同開発を発表し、これにBMWが加わったというニュースもある。だがこの分野で先んじた日本メーカーのアドバンテージは絶大で、モーターの力による「新感覚の走り」を魅力として謳い始めており、新価値すら提案している。
欧州では乗用車の約半数を占めるディーゼル
2005年2月の京都議定書の発効から分かるように、いま世界中が温暖化の原因であるCO2(二酸化炭素)の削減に取り組む。自動車の排気ガスにも含まれるCO2を低減することは、世界中の自動車メーカーの必須項目だ。

そこで注目されるのがディーゼル・エンジン。日本では石原慎太郎東京都知事のペットボトル・パフォーマンスで、ディーゼル=悪のイメージが強いが、現在の欧州では何と乗用車の半数近くがディーゼル・エンジンを搭載する。
理由はガソリン・エンジンに比べ同じ仕事に対してのCO2の排出量が2〜3割少ない(=燃費が良い)ため。またディーゼルは力強さが魅力で、燃費/パワーの関係で見ると経済性も高い。ただディーゼルはこれまでNOx(窒素酸化物)やPM(粒子状物質)が発生しやすいと言われてきた。

だが最近は「コモンレール」という技術によりPMが大幅に低減され、PM低減と相反するといわれたNOxも低減技術が進む。メルセデス・ベンツが2006年1月のデトロイトモーターショーで発表したブルーテック・ディーゼルは尿素を用いてNOxを大幅に低減する。PMの低減と両立もできるようになっている。

この発表を機にメルセデスは、アメリカ市場でもディーゼル・エンジンの積極展開を示唆した。つまり今、自動車の最大市場であるアメリカを舞台に、ハイブリッドとディーゼルがしのぎを削る状況。そしてメルセデス・ベンツは今年から、日本へもディーゼル・エンジン搭載車を導入すると2005年に発表済みである。

日本の排ガスに対する考え方はNOx、PMの低減に重きが置かれるが、逆に欧州はCO2の少なさに重きが置かれる。その他にも各国での規制の違いなど様々な要因で、日欧でディーゼルへの関心が異なる状況である。
未来の自動車の鍵を握る燃料電池車
少し先の将来を見据えた時、化石燃料を用いず、有害物質を出さない燃料でクルマを走らせられないか? そうした発想を具現化しているのが燃料電池車だ。

燃料電池は水素と酸素による電気化学反応(=ほぼ発電)から電気を取り出す仕組みを持つ。燃料電池車では取り出した電気を使ってモーターを駆動し、走行させる仕組みだ。電気化学反応によって発生するのは水だけなので極めてクリーンだ。

この技術をいち早くものにしたのが日本のトヨタとホンダで、2002年12月に世に送り出した。一応市販型といわれているが、技術的にも複雑な上、極めて高コストであり、当時1台数億円は下らないといわれた。また水素を供給するインフラの問題など様々な課題があるため、実際に誰もが買える市販車となるのは、もう少し先の話といえる。ただもちろん技術は時間とともに進んでおり、市販化への期待は高まっている。

そしてトヨタやホンダだけでなく、世界中の自動車メーカーが技術革新に余念がない。だが、これがものになるのは時間を要するため、先に挙げたハイブリッドやディーゼルに注目が集まっているというのが現状だ。
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