いまやうら若き乙女も読んでいるという『電車男』ですが、ネットでも書籍でも未読の方のために、野暮を承知であらすじと書籍化の背景をかいつまんで書いておきます。
舞台は某巨大インターネット掲示板。その中に独身男性が集う「毒男板」というものがあります。この「毒男板」に、一人のオタク(22歳)が、電車内で暴れる酔っ払いから女性を救出したことを報告しました。その後、救った女性からお礼の品が届くところから物語は急展開。「電車男」と呼ばれるようになった彼の恋が走り出します。恋愛経験に乏しい彼は、お礼の電話からデートのお誘いまで、掲示板の住人たちに助けを求め、住人たちも熱すぎるエールと助言を彼に送ります。この奇跡のような掲示板は、その後、まとめサイトとして再編集され、爆発的なアクセスを記録しました。
新潮社から発刊された『電車男』はそのまとめサイトをほぼ再現したもので、ネット同様の大ヒットとなりましたが、同時に、著作権の問題、電車男の実在の真偽などでも大いに話題を呼んでおります。
さまざまな憶測や噂がネット空間を飛び交うなか、真相究明と大ヒットにあやかりたい気持ちから、担当編集者の郡司裕子さんに話を聞いてまいりました。
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