TOPICS ニュースな本棚 バックナンバー

えっちな少女まんが

背徳・お耽美・過激なえっち

コミ子 さて、こんどは「Cheese!」。「少女コミック」と同じく小学館の発行です。
ハカセ 対象年齢が上がったからか、作品に登場するキャラたちの等身も上がっていて、えっちさせても無理がない。
コミ子 読んでいて違和感ありませんね。対象年齢が上がったぶん、内容も過激になっております。過激というか、ここまでやるか!! と驚く作品が多いですね。
ハカセ 過激な作品だけではないぞ。太田早紀『好きになってもいいの?』みたいに、タイトルからして可愛らしいラブストーリーもきちんと載っておる。
コミ子 妻を亡くした小説家との恋愛ってシチュエーションは珍しいかもしれませんけどね。
ハカセ 過激なだけでは箸が進まん。エロ・耽美・背徳、この3要素を過剰に盛り込んだ作品がおかず、可愛らしいほのぼの恋愛話がご飯だと考えればよかろう。バランスが肝心じゃ。
コミ子 なんでまたそんな例えを。でも、言わんとすることはわかります。刑部真芯、すぎ恵美子、すもと亜夢、香代乃、北川みゆき、中原みぎわあたりが辛口のおかず、太田早紀、湯町深、藤原よし子あたりが淡白なご飯でしょうか。辛いものばかり食べてると、舌が馬鹿になるから……。
ハカセ つまり、普通の恋愛には飽き足らなくなった読者向けの濃い口味付け作品と、さっぱりテイスト作品の組み合わせじゃ。

Cheese!
小学館/毎月24日発売/Cheese!Net
キャッチコピー
恋愛モードON! マガジン
読者層
刺激的な恋愛を求める女子中高生
作品傾向
背徳・お耽美・過激なえっち
主要連載
・北川みゆき『罪に濡れたふたり』
周囲の迷惑顧みず地獄へと突き進んでいく姉弟近親相姦。
・刑部真芯『禁色〜花筺戀歌(はながたみこいのうた)〜』
能を舞いながらの純和風お耽美近親相姦話に、ワルな美形が絡む。
・すぎ恵美子『R-18』
Hなエッセイスト"R"の正体はウブな女子高生!? 年下美形作家と誠実モデルのあいだで大忙し。
・香代乃『ロイヤル・セブンティーン』
大財閥の跡取り娘が恋に落ちた危険な男が自分のボディガードに!?

このコミックに注目!!

独自の耽美表現を駆使してエロチシズムを描き出す3作家の最新作を紹介しよう。刑部真芯は新條まゆの元アシスタント。「禁断」とか「背徳」という言葉が似合う。ゴージャスというか、絢爛豪華というか、究極の陽性お耽美センスを発揮する香代乃。すべてが超絶的である。『私の…メガネ君』において、耽美表現がエスカレーションが本気とギャグの境界線が消失させることを示したすもと亜夢。いずれも中毒性が高い。

『獣は花の夢を見るか』
(刑部真芯/1巻〜)
(ビー)メン華族』
(香代乃/全2巻)
夜恋(よるこい)
(すもと亜夢)
義父に犯される毎日に嫌気がさして入水自殺しようとしていた女子高生・花が出会ったのはミステリアスな男・鷹夜。彼の正体は、一晩で1,000万を稼ぎ出すというNo.1ホストだった。鷹夜の背負っている拭いきれない罪とは……!?
 
魔法のほうきで渋谷上空を飛び回る女子高生。彼女は魔法村を放逐されて人間界へとやってきたドジ魔女のめるもだった。彼女の目的は子作り。映画スターの(キラリ)ほか、4人の(ビー)メン(美男子の意)と共同生活をはじめるめるもだったが……。
 
初めて出会った5歳のときから特別な人だった紫乃。私だけのものにしたい、ずっとずっとそう思っていた。けれど、紫乃が私の高校に赴任してきてから、ふたりの関係は「先生と生徒」へと変わってしまった。この想い、どうすればいいの……!?

この作家に注目!!

▼すぎ恵美子

少女コミック連載が嘘のようにエロエロだった『げっちゅー』以後、活躍の場をCheese! に移したのは当然といえよう。登場するカップルは基本的にラブラブで、所かまわずどこででも、というのがポイント。えっちな玩具に興味津々な少女もよく登場する。

『げっちゅー』(全14巻)
『愛+少女』(全4巻)
「Vibration・Age」
(『はずかしHな恋物語』所収)
超人気ミュージシャン・SHINに夢中な椎名安俚(あんり)は17歳の女子高生(処女)。「一度でいいから抱かれたい。SHINの手で女になりたい! 必ずSHINをGETする!!」と思いが暴走しまくる彼女にある日いきなりのチャンスが……!? >>もっと詳しく
 
16歳の女子高生・蒼子が、生まれて初めて惹かれたのは、新任教師の上田蒼吾。蒼子が本気の恋を探しているのは他人にはいえない理由があって……。過酷な運命を背負った蒼子と蒼吾が、残されたわずかな時間を駆け抜けていく。>>もっと詳しく
 
最悪最低の初体験のあと、禁断のひとりエッチにはまってしまった高校2年のるい。メガネはずしてしてたせいか、窓が開いてることにも気づかずに……。>>もっと詳しく

えっちな少女まんが 前のページ 3/5 次のページ



バックナンバー エキサイトブックス