【あらすじ】
父親にまともな職についていないことを責められ、家を追い出された主人公は失意のまま田舎で引きこもりライフを送る。そんなある日、ふらりと立ち寄った寄席で育ちのよさそうな美しい6歳児に遭遇。以来、あんな娘を自分のものにしたいと幼女を誘拐する空想にとりつかれるようになる。そのうち「この俺の感情は愛なのに、なぜおさえつけなければならぬのか」とむしゃくしゃしてきた主人公は、代わりにそこそこ可愛い貧しい幼女を誘拐。幼女の頭がくさいことに軽く萎えつつ、一生懸命ご機嫌をとるが……。
青年時代、実際に都落ちして一年間尾道で暮らしたこともある文豪の自伝的(といわれる)短編。大正三年に書かれたとは思えないナイーブぼっちゃん描写の生々しさに、白樺派スピリットの現代性を見ました。あの太宰治に「ずいぶん思い切ったことを言う」と驚かれた少女好きおじさんの精髄がここに。 |
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【萌え台詞】
なし
【萌え要素】
尾道、コンデンスミルクをなめる幼女 |