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バカでサクセス!

『バカの壁』の大ヒット以来、なんだかとても肩身の狭いことば、それは「バカ」。でも、バカってそんなに悪いことかなあ? トンデモナイ! バカこそ成功を掴む近道だったのです。さあ、バカになれ!(demi/Beltorchicca&パン山もぐ彦/パン工場)

『バカの壁』『まれに見るバカ』『バカにつける薬』『そのバカがとまらない』『バカのための読書術』……世の中、バカをバカにする本であふれています。でも、バカってそんなに悪いの? 今回は「自分はバカかもしれない」と気に病むダメ夫さんが、バカのまま幸せをつかむ方法を探ります。

登場人物紹介
ダメ夫ダメ夫
自分のダメさと日々闘うサラリーマン。真面目だが要領が悪く、自分に自信が持てない気弱な性格。三流大学卒であることにコンプレックスを抱いている。趣味はタヌキ研究。
キレ彦キレ彦
ダメ夫の後輩。「自虐」「卑屈」が大嫌いな自信家で、常に合理的に物事を判断する。偏差値エリートであるため、バブル入社組のダメ夫をバカにしてる節がある。趣味は資格取得。
★ダメ夫さんと、彼をめぐるひとびとのこれまでのストーリーは以下でどうぞ。
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ダメ人間を治す本

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『馬鹿について 人間―この愚かなるもの』ホルスト・ガイヤー 満田久敏訳/創元社
ドイツ人精神科医による世界初の学術的バカ論文。バカを「知能の低すぎる馬鹿」「知能の正常な馬鹿」「知能の高すぎる馬鹿」の3種類に分け、それぞれについて医学、発達心理学、生物学、哲学など広範な学問的知識を駆使して分析。バカを研究したために第二次世界大戦後に政治犯として投獄された自身の経験談も交えながら、「人間は愚かさから免れ得ないが、それゆえに救われる」という結論を導き出す。バカについて語るなら巻末のバカ格言集は必読。「愚行がなくなれば人類は滅亡するだろう(ロガウ)」「文字通りの人類絶滅を企てるものは賢人である。愚者には原子爆弾や火薬などがつくれるはずがない」「占星術は、途方もないナンセンスが何千年も生きながらえていることの貴重な証人である。大昔の馬鹿な人類が生んだもので、あらゆる時代の馬鹿に、これほどぴったりするものはない」「修業とは、上役よりも馬鹿らしく装う術のけいこである(H.レンツ)」

人間は愚鈍という実り豊かなひざに抱かれて、永遠に変わらぬ夢を見つづけているのであり、そのおかげで初めて生きて行こうという気になれるのである――愚鈍が、ただ愚鈍だけがこの人生の守り神であって、これによって初めて錯覚のヴェールが織られ、仕合わせな誤謬が知能のヤリ玉に上らずに済み、人生が辛抱できるようになるのである

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