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■『天国の本屋』で涙した人に――絵本で泣く!
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ノスタルジーと涙腺を刺激するシンプルな物語性で、かなり高度な泣きが期待できる名作絵本。子供のころ感動した絵本ならなおのこと。すぐに読めるのも忙しい現代人にはありがたいですね。
人間と友達になりたいと願う心優しい赤おに。「ココロノ ヤサシイ オニノ ウチデス。ドナタデモ オイデ クダサイ」と立て札を立ててみましたが、人間たちは恐がってだれも遊びに来てくれません。その話を聞いた友達の青おには、わが身を犠牲にして一計を案じてくれます。
| 「アカオニクン ニンゲンタチトハ ドコマデモ ナカヨク マジメニ ツキアッテ タノシク クラシテイッテ クダサイ。ボクハ シバラク キミニハ オメニ カカリマセン…」 |
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誰もが子供時代に涙した名作中の名作。『天国の本屋』でもサンプリングされてました。最後の青おにの手紙は今読んでも泣ける。ドコマデモ キミノ トモダチ。
<泣き要素>友情、自己犠牲
『おおきな木』(シェル・シルヴァスタイン/篠崎書林)
大きなりんごの木は、小さな男の子と仲良し。男の子はりんごの木が大好きで、木もそれをとてもうれしく思っていました。そして時は流れ、男の子は成長して大人になっていきました。木と遊ぶ代わりにお金や家をほしがる男の子に、木は自分の体を与え続けていきます。そうして切り株だけになったとき、彼が最後に与えたものとは…
| 「すまないねえ なにかあげられたら いいんだが。
わたしには なんにもない。 いまの わたしは ただの ふるぼけた きりかぶだから…」 |
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「自分のことを好きな人なんて誰もいない」と自暴自棄になりそうなときは、見返りがなくても何か与えずにはいられない、そういう愛を自分が受けていたことをこの本で思い出して泣くといいのかも。小さい頃、遊びに行く度に500円玉をくれたひいおばあちゃんとか…。育児疲れのお母さんにもお勧め。
<泣き要素>無私の愛、木。
たくましいだちょうのエルフは子供たちを背中に乗せてドライブするのが大好き。ある日、ライオンから子供たちを守ろうとしたエルフは足を食いちぎられ、片足になってしまいます。子供たちと遊べなくなり、日に日に忘れ去られていくエルフ。それでも最後まで子供たちを愛しつづけたエルフは…。
| エルフは じぶんの からだのことなど わすれて、なんとか たすけてやらなくてはと おもいました。けれど もう まにあいません。
「みんな ぼくの せなかに のれっ」 |
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ヒヨヒヨした絵本なんか読んでられるか!というたくましい男子にお勧めの荒々しい版画絵本。本当の強さって何だろね…と人生に挫折気味のときに読んだら泣けそう。
<泣き要素>無私の愛、男の生き様
しろいうさぎとくろいうさぎは大の仲良し。でも最近、くろいうさぎは考え込んでいます。いつまで僕たちはこうやって仲良くしていられるんだろうか。ずっといっしょにいたいのに。
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「じゃ、わたし、これからさき、いつも あなたといっしょにいるわ」と、しろいうさぎがいいました。
「いつも いつも、いつまでも?」くろいうさぎが ききました。 「いつも いつも、いつまでも!」しろいうさぎは こたえました。 |
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こちらは『恋火』でサンプリングされていた絵本。これ以上ないくらいシンプルな恋が成就するお話。ふわふわした質感と、妙にリアルなうさぎの絵がかわいい。長年つきあった恋人と別れたとき、もしくは恋愛感情がたかぶってどうにも収まりがつかないとき、この本で泣いて気持ちを鎮めることをお勧めします。好きな人や結婚式のプレゼントにもいいかも。
<泣き要素>純愛、かわいいうさぎ、裏表紙
犬のムクムクはみなしごのライオンのブルブルを我が子のように育てます。やがておかあさんより大きく、心優しいライオンになったブルブルは、都会の動物園へ移され、2匹は離れ離れに。寝ているブルブルのもとに、懐かしいお母さんの子守唄が聴こえてきます。ブルブルはいてもたってもいられず……。
| まちはずれの しろい ゆきの おかで
ブルブルは すっかり としを とって いまにも しにそうに なっている
ムクムクを みつけました。 「おかあさん! こんどこそ はなれないで いっしょに くらそうね」 |
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アンパンマンの作者やなせたかしによる有名な絵本。悲しいお話だけど、最後の救いでまた涙……。田舎に残した両親が気にかかるけど忙しくて里帰りできないビジネスマンに。
<泣き要素>年老いた母、親子愛
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