○島委員 まず前段に関しては、私はこれは一緒に議論すべきであるということを主張します。
それから、今ちょうど漫画の話をされました。私は、麻生大臣がずっと若いときに、若手政治家の特集をされていたところで、漫画の「俺の空」というのを愛読していたと書いてあったのを読んでおりましたので、漫画の話というのをちょっと一つします。
不特定かつ多数の者に対して客観的事実を事実として知らせること、または客観的事実を知らせるとともに、これに基づいて意見、見解を述べるということで、漫画は報道じゃないというふうになっています。
橋本総理も読んでおられた「美味しんぼ」という漫画でありますが、ここに第六話「長良川を救え!」というのがあるんです。長良川河口堰の問題について書いてあるものがあります。この長良川河口堰の問題について分析をして、私は長良川河口堰問題に随分取り組んでおりました。月曜日も視察に行ってまいりましたが、これを見ますと、ここの中で、長良川河口堰の説明もきちんとして、こういうことだから長良川河口堰は問題があるということもきちんと書いてある漫画であります。
この種の漫画は幾つかふえております。今漫画と言いましたけれども、小説、写真集、漫画、実用本等々ある、あるいはファッション雑誌というのもあるが、その中で今政治というものを取り上げてくるものがふえてきたし、そういうきちんとした社会問題を取り上げてくるものもふえてきた。つまり、出版というのもそういうふうに、その他の、これは違うというような、今漫画がそうかという話ですが、一つの媒体ですから、そういうふうにだんだんと進化していくのに、漫画は報道じゃないというような今お話をされたようですが、こんなことをやったらおかしくなると思いませんか。
○麻生国務大臣 漫画にお詳しいようなので、同じように、「美味しんぼ」の中に昔グリーンピースの話がありましたでしょう。あれは第八巻だったか、そこまでおれも正確に覚えてないが、グリーンピースの話が出て、あれ以後グリーンピースのあれが随分落ちついたと思いますけれども、ほかに政治の漫画で「加治隆介の議」とか「票田のトラクター」とか、数え上げれば切りがないぐらい、この種の報道に関するものはいっぱいあると思いますよ。
そういったようなものに関して言わせていただければ、確かにそういった点がないわけではありませんけれども、その量が、ほかのいいかげんな漫画を含めて、漫画もピンからキリまであります。そういった中で、漫画と言いながら、一部あるからこれと言われると、それだけがすべてかと言われるとなかなか難しいところだと思いますので、これは今後検討しなければいかぬところだと思いますが、個別的にはこれはひっかかるのじゃないのかなというところが出てくる可能性はないわけじゃないとは思います。しかし、常識的に言って、今、一般概念、通常概念から、例えば中沢先生とか私どもの世代は、よほどこの種のことに詳しくない限りは、漫画を読んでこれがと思われる方は余りないのだと思うのですね。
そういった意味では、今言われた点は、確かに一部そういった点がなきにしもあらずとは私も率直に思いますが、しかし、だからといって、漫画すべてと言われると、ちょっとそこらのところは、一概にさようでございますともなかなか言えないと思っております。
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