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検証!バカ売れ『バカの壁』

小泉首相も面白かった本としてあげた『バカの壁』。その勢いはとどまることを知らず、200万部も目前だとか。決してやさしい本ではないのになぜここまで売れたのか? 『バカの壁』バカ売れの謎に迫る。

『バカの壁』(新潮新書)

売れたワケをぜひとも知りたい

今年最大のヒットとなった養老孟司の『バカの壁』。なんと200万部も時間の問題のようです。それどころか、新聞や週刊誌の見出しにも、毎週どこかしらに「バカの壁」が使われ、流行語としても広く流通しています。

でも実際に最後まで読んでみると、この本、そんなにやさしい本ではない。乱暴に分類すれば、「思想」ジャンルに属するような本でもあるわけです。養老先生自身、これまで自身の専門である解剖学や脳に立脚しながら、現代社会のビョーキを抉り出してきた人ですが、その基本スタイルは本書でも変わりません。

そんな思想書がなぜここまで売れているのか。ついでに、フリー編集者である筆者としては、ヒット企画のヒントがあるのではないか、ぜひとも知りたい。そんなよこしまな思いも抱きつつ、担当編集者、書店員さんに『バカの壁』が売れたワケを取材してみました。


検証1 メイキング・オブ『バカの壁』
検証2 『バカの壁』はどう読まれたか
検証3 『バカの壁』が売れた理由
付録  バカ本の系譜

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