探偵小説部屋から出られない
探偵小説部屋で、本をひろげる喜国さん。
“探偵小説に囲まれて生活がしたいのである。
「充分してるじゃん」外野からそういう声が聞こえてくる。確かにそうである。”
(『本棚探偵の回想』「囲まれたい。包まれたい」P386)
「底無し沼」の偽原稿。
「5万か6万で。でも、まぁ、2、3回の原稿になったので。だまされて良かった」
「底無し沼」偽原稿のミステリアスな経緯は、『本棚探偵の冒険』に謎編、『本棚探偵の回想』に解決編。
「民芸品屋で、こんなのを見つけたので。これにあう豆本を作りたいなーと思ってるんですよ」
――いやぁ、すごかった。
喜国
「最初からこういうふうにするつもりで、家を建てるんだったら、もっとやりようがあったのになーって思いますけどね。全部やると強度的にダメなんだけど、階段とかの壁のところも一部なら本棚にしてもいいらしくてね。そうしたかったなぁ」
――テーマパークで遊んできたような気分ですよ、興奮しちゃって。
喜国
「バブルのときの無駄な金の一部でも、僕に渡してくれていたら、乱歩のテーマパーク作ったのにねぇ。テーマパークは無理でも、ホームズホテルに対抗して、乱歩旅館とかね。いいなぁ、天井のふしあなから糸がたれてるとか。鏡地獄部屋とか、もちろんロビーのソファーは人間椅子で」
(取材・文 米光一成
こどものもうそう
)
潜入! 本棚探偵の凄い本棚
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