『ジュリアス・クニップル、街を行く』(ベン・カッチャー 柴田元幸訳/新書館 2004年7月)
ちょっと昔のニューヨークを思わせる街が舞台。主人公は不動産撮影士のジュリアス・クニップル氏。ありそうでなさそうな職業、商品、ちょっと変わった人々が次々に登場する、ベン・カッチャーの妄想がつくりあげたパラレル・ワールド。こっちの世界のほうに共感する人も多いはず。新聞漫画として人気を集めるジュリアス・クニップル・シリーズは、『安物商品たち』(1991年)、『不動産撮影士ジュリアス・クニップル』(1996年)に続き、本書が3作目(2000年)。ベン・カッチャーは1951年ニューヨーク生まれ。好きな作家はナボコフやエドワード・ゴーリーだそう。
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