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『ぼくの伯父さんは、のんきな郵便屋さん』(J・タチ原作 E・ラモット絵 G・ヌマッタ翻訳・解説/平凡社 2003年7月刊 価格: ¥1,700+税)
ジャック・タチの長編第1作『のんき大将』(1947年)のノベライズ絵本(1950年)を沼田さんが翻訳。原題は (祭りの日)。村祭りの日、のんきな郵便配達人フランソワはアメリカの記録映画を見てビックリ。映画の中ではアメリカの郵便配達人が、飛行機からパラシュートで飛び降りたり、燃えさかる炎をオートバイで通り抜けたりと猛スピードで配達していた。触発されたフランソワは、愛車の自転車をかっ飛ばしスピーディーに配達しようとするのだが……。絵本の美しさもさることながら、タチへの愛情たっぷりのヌマ伯父さんの訳や解説も読みどころ。ヌマ伯父さんの活弁でタチ映画を見ているような楽しさ!
ジャック・タチについて……1908〜1982。フランスを代表する映画作家で喜劇役者。
はじめて脚本・監督・主演を手がけた短編映画『郵便配達の学校』(1947年)で「郵
便配達人フランソワ」のキャラクターが登場、長編第1作『のんき大将』(1947年)
でそのキャラクターは開花。長編第2作『ぼくの伯父さんの休暇』(1953年)で、後
にタチの代名詞ともなるキャラクター「ムッシュ・ユロ」が登場。長編第3作『ぼく
の伯父さん』(1958年)はカンヌ映画祭審査員特別賞を受賞し、興行的にも最大のヒッ
ト作となった。その後、『プレイタイム』(1967年)、『トラフィック』(1971年)、
『パラード』(1973年)と、いずれも脚本・監督・主演を手がけ
た長編を発表。
「ジャック・タチ フィルムフェスティバル」は2003年7月19日よりヴァージンシネ
マズ六本木ヒルズで開催の後、全国劇場に巡回予定。
公式サイ
ト
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