柴田元幸インタラクティブ! しばた・もとゆき●1954年東京生まれ。翻訳者、東京大学文学部助教授。ポール・オースター、スティーブン・ミルハウザー、レベッカ・ブラウンなどの名訳で知られる。「柴田本にハズレナシ」というファンも多く、いま、最も信頼できるアメリカ文学の読み手でもある。著書に『アメリカ文学のレッスン』『愛の見切り発車』『猿を探しに』、訳書『三つの小さな王国』『偶然の音楽 』 『シカゴ育ちなど』

今最も信頼できる現代アメリカ文学の紹介者であり翻訳者の柴田元幸が、読者からの意見、感想に返信してくれるインタラクティブコーナー。
柴田元幸がT.R.ピアソンの長編『甘美なる来世へ』(みすず書房)について、メッセージを期間限定で募集、2003年12月1日〜2004年2月1日までの2ヶ月間、みなさんのピアソンに関する質問、感想、ご意見などに、柴田元幸が答えました。ここでは、その熱い(?)やりとりをご覧いただけます。(書き込みは終了しましたが、閲覧できます)
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「甘美なる来世へ」T.R.ピアソン(著)柴田元幸(訳)
「甘美なる来世へ」(みすず書房2800円) >みすずのサイトへ

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T.R.ピアソンを訳しました。             柴 田 元 幸

 
T.R.ピアソンの文章はとても変です。これまでさまざまな小説を訳してきましたが、こんな変な文章を訳したのは初めてです。僕がいままで翻訳に関して築いてきた いろんなルールや原則を、この小説を訳すにあたってはほとんど全部捨てざるを得ませんでした。でもそうやって自分のルールに逆らって翻訳するのは、とても面白い経験でした。まあそれも、原文が面白いからなんですけど。でもとにかく、そういうわけなので、皆さんがこの翻訳を読んでどう思われるか、とても興味があります。ご質問、ご意見をお待ちしています。

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T.R.ピアソン●1956年ノースカロライナ生まれ。大学卒業後、塗装、大工業に携わりながら小説を執筆し、85年『小さな場所の短い歴史』でデビュー。暴力、死といった深刻なテーマを扱いながら、しょうもない小さな――だが何とも愉快な――エピソードがえんえん語られるという、「脱線につぐ脱線」が最大の特徴の作家。この11月、『甘美なる来世へ』(みすず書房)が柴田訳で登場、これがピアソンの邦訳本 第一号となる。

★柴田元幸ニュース   更新:2004年4月2日

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・ エドワード・ゴーリー  『まったき動物園』(河出書房新社) 発売中。
・ ポール・オースター 『トゥルー・ストーリーズ』(新潮社) 発売中。bk1に、柴田元幸の訳者コメントにはタイトル誕生秘話も。
・ 銀座のメゾンエルメス「フォーラム」にて5月9日まで「幽霊たち/ジョン・ケスラー+ポール・オースター」展が開
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