「萌えマトリクス」とは何か?
「萌えマトリクス」とは何か?
自分の萌えを見なおし、具体化し、新たな問題「この件」や他者とリンクするためにブロック化する秘術である。
具体的にやり方を示そう。
とにかく実際にやってみてほしい。
読んで頭のみ動くものは、真に動けず。
現実に動くものだけが、道を歩むのである。
まず紙を用意する。ノートでもいい。
真ん中に自分の名前を書く。
あとは、残った余白に、あなたが、萌えているものをどんどん書くだけである。
例として、わたしの「萌えマトリクス」を示そう。
マトリクス1は、紙に書いたもの。
マトリクス1bは、その一部分をアップにしたもの。
マトリクス2は、フリーソフト「iEdit」を使って書いたもの。
最初は、紙に鉛筆で書くのが良いと思う(気分がのってくる)。
 |
| マトリクス2 |
書くときのコツは、以下の3つ。
コツ1:具体に落とす
具体的にしてみよう。まず何か書いたら具体的にできないか考えてみよう。たとえば、「マンガ」と書いたとする。そうすると、もっと具体的に、好きな作家の名や、作品名を書けないか考えて、それを、その外側に書き込む。
どんどん具体に落とす※3。これがコツ1。
コツ2:将来萌え
真に萌えているものを書き込んで、うーん、もう思いつかないなーという状態になってしまったら、「萌え予備軍」「将来萌え」も書き込んでみよう。
興味があるもの、好きなもの、気になるもの、最近よく目にするもの。
心に浮かび、萌えかかっているもの、「萌え予備軍」を書いていこう。
これから萌えそうなものも先取りして書くといい。今はまだ萌えていないものでも、これから萌えそうなもの、萌えてみたいものも、そういったものを「将来萌え」と呼ぶ。それら「将来萌え」も少し書いてしまおう。
コツ3:気軽にバージョンアップ
どんどん書くこと。わぁーーーと書く。細かいところに悩まない。
どんどん書いていく。
書く位置も、てきとーに、気楽に。
項目を線で結ぶわけでも、分類するわけでもない。気楽に。
どうせ紙1枚だ。ぱっと見わたせる。位置や分類を気にしたり、線で結ぼうとしたり、そんなことは必要ない。気にする時間がもったいない。
思いつきは、順序よく浮かんではくれない。ぱっ。思いついたら書く。
とにかくぱっと書いていく。いずれ、また書き直すつもりで、気軽にバージョンアップするつもりで書いていく。
※3:たとえば、ぼくは、まず「ゲームデザイン」と書いた。その後に、それを具体的に書こうと考えて、自分がゲームデザインした「ぷよぷよ」「バロック」「トレジャーハンターG」などのタイトルを書いた。そして、ゲームデザイン的に萌えている作品「ダンジョンマスター」「ロードランナー」「シムシティ」などのタイトルも書いた。自分がデザインしたものも、他人がデザインしたものも、「萌えマトリクス」の中では同じ地平に書かれる。
※類似の手法に斉藤孝の「偏愛マップ」や「マインドマップ」がある。
「偏愛マップ」は、「出会い」を目的にした手法で、書き方自体にほとんどルールがない(並列に書き出しても、ゾーンに分類してもいい)。自分の偏愛を書き出して、それを見せ合いながらコミュニケートすれば、はじめての人ともすぐにうちとけられるというものである(詳しくは斉藤孝『偏愛マップ』を参照してください)。
「マインドマップ」は、書くルールがきちんと決まっていて、中央にテーマを書いて、枝を伸ばしていくように書く。まとまった考えを整理したり、全体を見渡すのに適した方法。
■次回は、自分の「萌え状況」を確認し、「萌えマトリクス」を活用する方法を解説する。
|