愛知万博特集
万博インタビュー

グッズで振り返る
みうらじゅんの大阪万博
観光地などで見つけたへんなハガキ「カスハガ」、もらったらイヤ〜な気分になる土産「いやげもの」など、数々のマイブームを持つみうらじゅんさん。実は、そんな彼の原点となったのは、「大阪万博」だった! 大阪万博関連グッズを検証しながら、その真髄(?)に迫ります。

太陽の塔 レプリカ
太陽の塔 レプリカ 進歩の象徴であるパビリオンをぶち抜いていたというか、つぶしていた「土着の怪獣」。これ、顔が3つあるけど、正面の顔はきっと岡本太郎さんの顔だよね。後ろの顔がまた暗いんだ。オレは、プラスチックのを買ってもらったけど、何年か前に万博会場の跡地に行ったら、レプリカをまだ売ってたんだよ。まだ売れ残ってんのかな?
中島製作所 スカーレットちゃん
中島製作所 スカーレットちゃん 70年発売の、エスコートガイドの服装の「スカーレットちゃん」。オレはそういう趣味なかったけど、これは基本的に大人が買ってたと思うよ。子どもが買うには、高かったから。リカちゃんとかも持ってて1体だけってのが普通で、これはオプションだったからね。当時、こんなんで遊んでた子どもはまわりに1人もいなかったな。
松下電器 タイムカプセル
松下電器 タイムカプセル ※万博会場に埋められたタイムカプセルのレプリカ。6970年に開封予定。
これは、ナショナルのテレビを買うとついてくるオマケだったの。すごいほしくて、うちのテレビをこわしてやろうかと、いろいろチャンネルのところを外したりしたんだ。友だちの家にはコレがあって、大きいテレビの上に緋毛氈(フェルト)を敷いてその上にバンと置いてたなぁ。みんな欲しくて欲しくて……でも、売ってなかったね。
万博記念キーホルダー、記念メダル
万博記念キーホルダー、記念メダル こんなキーホルダー買ったなぁ。刻印できる記念メダルだったんだよね。大阪万博以前は、お遍路さんが朱印を集める「朱印帳システム」しかなかったの。「記念」っていう考え方そのものが、万博によって定着したんだと思いますよ。いまだにクセついちゃっててさ、東京タワーとかに行くと、ついメダルの刻印やっちゃうんだよね(笑)。
こけし
こけし こけしとかに万博マークをムリヤリ取り入れるのも、ステキだよね。ムリヤリっていうか本当は土着が先だから、万博がそこにあとから強引に入ってるんだけどさ。いまはキッチュなブームがきてこういうの人気があるけど、当時はそんなの狙ってなかった。みんな必死だったから。でもこのこけし、なんで5人組の女の子なんだろうね。
出前一丁(ごまラー油付き)
出前一丁(ごまラー油付き) 出前一丁はすごい好きで、オレ一人っ子なのをいいことに、ワンケース買ってもらったんだよ。箱買い(笑)。いまだにこれ食ってるもん。一度、ゴマラー油からネギラー油になったんですよ。でも、やっぱり評判悪くて、ゴマラー油に戻ったの。70年代に食った人は、やっぱりゴマラー油でないと。これも大阪万博による刷り込みだね。
万博ペナント
万博ペナント これも持ってたね。おじちゃんがくれたぜんぜん知らない山のペナントとかと並べて、部屋の壁に貼ってたんだ。ちょっとナナメって貼るのがカッコいいとか、勝手に決めてね。万博のあと5〜6年くらいしてから、急にすげえ恥ずかしくなって外しました。ボク、一人っ子だったから注意してくれる人が家のなかにいなかったんです(笑)。
万博盆
万博盆 これは万博のときじゃなく、大人になってから見つけて買いました。10年くらい前ですよ。もう箱なんかもボロボロだったもん。当時、姫路かなんかのきったねえ土産物屋で売ってたんですよ。買おうと思った理由は、100円だったから(笑)。それにしても、この「盆」に万博のマークを載せるって発想、これも土着との調和だよね。
スタンプブック
スタンプブック
スタンプブック
万博では、パビリオンを観るより一所懸命スタンプを集めてたな。もともと集めるのが好きだったから。でね、このスタンプは朱肉がついてたんだよ。力の加減を間違えると薄くなっていたようなハンコが、キレイに押せるんだよ。ものすごい驚いた。「未来だ!」と思ったね。スタンプラリーは確か、コンプリートしたと思います。
パビリオンのパンフ
パビリオンのパンフ 万博でタダ(無料)なのは、パンフレットとスタンプだけなんだよ。だから、パンフレットはすごい集めてたね。学校の遠足とか東京から親戚が来たりしたときに何度か行ったんだけど、そのつど各パビリオンから多めに持ち帰った。ずいぶんコレクションしてたんだけど、カビ生えてひっついちゃって。全部もう捨てちゃったかもね。
(取材・文/田幸和歌子)

万博グッズ提供:EXPO
〒110-0008東京都台東区池之端4-26-30
行き方:根津駅7分 根津から言問通りを鶯谷方面に歩き、谷中6交差点を右へ入る

昭和40年代の懐かしのグッズを中心に集めた生活骨董店。店名のEXPOは、そういった商品の「展覧会状態」を表している。もちろん、1970年の大阪万博のグッズを取り扱っている唯一の店としても有名。


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